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犬の上手なしつけ!ワン子のための相談室 BY.ネネコヴァージョン

ねねこ、心の整理、尽きかねる?

おひさしぶりのねねこです。
ウルフを亡くして以来、かなり心の溝を埋められずにいたのですが

実は、嫌な予感しかなかったわけなのですが。
ウルフの亡くなった当日
ランランも、意識がなくなるというハプニングがありました。

ねねこ「ランラン、まだ逝くな!こっち戻って来い!!!」

そう声をかけてようやく息を吹き返した、そんなウルフ通夜。

ウルフはたくさんの方に見送られて、天国へ旅立って行きました。
あいつは本当に地域住民から愛されていたワンコだったんだなぁと
改めて知りました。

ウルフの棺には、納め切れないほどの花束を頂き
ウルフの祭壇にそのまま飾ってあげることになりました。

その直後くらいだったでしょうか。。。

それまでヒドイ発作もこの冬は起きてなかったランランさんが
ウルフの通夜をきっかけに
発作を通り越して

息をしないとかっていう高度な発作をたびたびするようになっていきました。

そんなこんなで

1月も17日の深夜。

その日はランランの容体が早朝から芳しくなかったのですが
夕方に急変し、仕事を半休して
急遽病院へ。

病院について先生に言われたことは

もう何もしてやれることはないから
そっとしてあげるのが一番いいよね。
苦しんでいるのなら苦しまないようにしてあげることもできるけど
心臓の音もとてもいい音がしてる。
最後に僕らに会いに来たかったから苦しいふりしたんじゃないの?

本当にそう思えるほど、病院ではしっかりと診察台で頑張っていました。

それから帰宅した後

ランラン「ねねこは仕事行ってきなよ、あたし頑張るから」

って
サークルの中から見送りしたので。
迷わず仕事に行きました。
仕事は、今日に限ってなぜかとても暇で。

いつもより1時間も早く家に帰りつきました。

私が仕事に行っている間うちの母親がランランの様子を見ていてくれたのですが
予定時間より早い帰宅に喜んでくれていまし。。。たが
喜んでくれている時間もないまま

ランランに

ねねこ「ただいま~、ランラン♪」

と、声をかけて、ランランを撫でてあげたあとすぐに。。。

ランランの最後の発作が始まりました。

最終的には日を越して18日の深夜3時38分

静かに息を。。。

って、思ったそこのあなた。違うんだな、これが。
だってね、ランランさんだからね。

ランラン「わんわんわん、わん、わん、わん!!!!!(あんたたち、あたしの臨終の際なんだから、しっかりと見送りなさいよ!)」

流石、ランランさんだわwww

私の腕に抱かれながら、私と母に『現実よ、受け止めなさい』って台詞よろしく、亡くなっていく様をまざまざと見せつけました。

ねねこ&母「さすがランランだわ(苦笑)こんな犬もいないわ。。。」

そんなこんなで
息を引き取ったランラン。

ウルフと真逆だったけれど
ああ見えて、二人は仲良しだったらしく

友人いわく。

ランランが逝きそうで今まで逝かなかったのは
死んだ先が怖かったからじゃないのかな?
でね。
ウルフが先導して、こっちだよって、教えてあげたから安心して、死ねたんじゃないのかな?

そうかも。。。www
ウルフって、最後までランランに尽くしてた、本当に忠犬だったんだなって。
って、飼い主のねねこじゃなく、ボスのランランにかよ!

まぁ、いいんですけどね。

そんなこんなで、ねねこ家には、現在

ミニチュアダックスフントロング、8歳メス、リンリン
日本猫、ミックス、三毛、14歳メス、ロキ
人間っぽい生き物、3○歳メス、ねねこ

犬1頭、猫1頭、ねねこ1匹で
家族を構成してます。

そんなわけで

1か月に2頭犬を老衰で亡くすわ
その後、心闇厨のまんまインフルエンザになるわ
ダックスの容体も急変するわで

心の整理どころか、こころ折れる毎日を過ごしているねねこなのです。

お世話になりました。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

新年のご挨拶とともに
お知らせがあります。

新年早々より、悲しいお知らせとなってしまいました。

ウルフが昨晩(平成25年1月3日23時20分)亡くなりました。
16歳4カ月16日でした。

今まで大きな病気さえする事もなく無事平穏で暮らしていたウルフでしたが
よる年波に敵わず
11月あたりからその兆候は示していました。

普段から食の細いウルフががつがつと食餌をしてみたり
粗相も目立つようになりました。
トイレが我慢できずにベッドやフローリングで排尿するようになりました。
普段はお散歩でおトイレする野生児で、何度室内教えてもトイレを覚えない
頑固な面も持っていたウルフでしたが
トイレは覚えないというわけではなく、室内トイレはランランたち女の子用だと思い込んでいたらしく
トリミング室にウルフ用のトイレを設置してあげるようになったら(犬屋にいたころはトリミング室にトイレ設置していたので、きっとその頃の癖なんだと思います)
難なくトリミング室で排泄していました。
排泄を家の中でするようになってからはちょうど時期的にも寒い北風の吹く季節になっていたこともあって
私自身も散歩を省略し、ウルフも散歩に行きたがらない、そんな、本当に老犬との生活のスタンダードを過ごしていました。

ウルフの犬生を語りだしたらきりはありませんが
今は穏やかに安らかに天国に旅立っていけたらいいな、と思っています。

今までねねこに付き添ってくれて、ありがとね、ウルフ。
天国で先輩犬達といっぱい遊んでもらってきな、ね。

緊急通達!

この度の東日本大震災により被災された皆様ならびにその後家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

私なりにいろいろ考えたのですが
私に今出来る、被災した方&犬のために出来ること、すべきこと。

本当なら、現地に入って、協力してあげられることが一番、なのでしょう。
ですが、なかなかにそれもままならず(一番の理由は、現地に行くお金がないということ)

でも、何か協力できることって、あるんじゃないかと、自分なりに考えました。

自分の出来ることって言ったら、トリミング、くらいです、よね。

なので

被災者の方限定で、無料にて、トリミングをさせて頂こうと思います。

被災者の方って言うと、語弊があります。

被災した犬を引き取った方、お世話をしている方、被災者本人様の飼い犬

その条件に満たしている方のみ、トリミング代を、サービスさせて頂きます。
ご依頼方法は、いつもどおり
ここではなくHPに記載しております、携帯電話の番号、もしくは、メアドにて
受け付けさせて頂きます。
返信はすぐに出来ない場合もございますが
必ずいたしますので、該当なさる方は、遠慮なさらずに、ご連絡くださればと思います。

お客様とご相談の上、日時も決めさせて頂きますし、出張トリミング(ご自宅もしくはトリミングの出来うる場所にうかがう形のみ可)も、ございます。

また、長期預かりもご相談の上受付いたしますので、お気軽にご相談ください。




一日本人として、自分の小さな力を役立てたいものとして、ここに掲載いたします。
一日も早い復興を、心より、お祈り申し上げます。

大切なことなので、2回も書いてしまいましたが
自分の祖国を大切に思い、また、飼い主とともに穏やかに犬たちが暮らせる日本を作りたいと、切に願ってやまない
ねねこなのでした。

食糞指導BY.ネネコヴァージョン ACT2

お久しぶりです、ねねこです。
すぐに更新するつもりだったのですが、なかなか更新する機会を逃してしまうと
相変わらずの延び具合で、本当に、どうにもいかんなぁと思う次第であります。

言い訳をひとつ言うならば
実は、これまたお約束のように、体調を崩していた。。。
わけなのです。

いっそのこと入院とかしてしまえばいいんじゃないかっていつも思うのですが、なかなか思うようには一気に具合悪くならないですよね。。。
って、具合悪くなっちゃだめなんですけどwww

前回の食糞の話。

ポイントその1として、食事量が足りないのではって言う話をしました。
しかし、どうにも違うようです。
では、今回の原因は、いったい。。。????

前回に引き続きの食糞、何が原因なのか、そして、どうやって治していくのか!
それでは、れっつごぉ~~~~~!!!!!!



<以下、ねねこの返信メールより参照>

次に

トイレのしつけ的な問題

小さいときからやる、という原因のひとつとして考えられる次の原因は
トイレのしつけの最中で、何か問題があったのではないか、ということです。

トイレのしつけで犬を叱る→犬はトイレの粗相を怒られたとは思わないで、排便をするという行為を怒られたと勘違いする→排便=してはいけないこと、と、犬が思う(排便する場所ではなく、行為と勘違い)→排便が見つかったら怒られると思う→排便を自分で処理することを思いつく

繊細な心を持ってしまったワンコ(神経質なワンコ)はこういう考えにたどり着いてしまうコもたまにいます。
そうなってくると、少し複雑です、治すのは。。。

トイレのしつけ問題、その2

トイレのしつけの最中(まだ犬がトイレを覚えていない小さい時期)に
犬がうんちを咥えて遊んだとします。
もちろん飼い主さんはそれを見つけたら、当然、叱りますよね?
だけれど、犬は、それを見て、叱られた、とは思っていなくって

大好きな飼い主さんが、私がウンチ咥えたら
喜んでくれた!
かまってくれた!
遊んでくれた!!!

と、勘違いしちゃっているタイプwww
要するに、飼い主さんの気を引きたい、ってことです。
かまってもらいたくってやってしまうのです

当然、こちらのタイプも、治すのには、少し苦戦すると思います。

両方とも食糞によくあるパターンですが、実は、両極の犬の性格、なんですよね
ものすごく暗い犬か、ものすごく明るい犬か。

もちろん前者が暗い子で後者が明るい子。
でも、どちらも、飼い主さんを思ってやっていることなので、結局何が悪いかって言うと、飼い主さんの犬との接し方、に、全て繋がってきてしまうんです。
犬は、悪くないんです。
そういう風に自分なりに学習してしまった結果、なのですから。。。

そこで、飼い主さんから聞いてもらいたいことがあります。

食糞は、いつ、どんな状況下で起きますか?

1.排便後、すぐに、便を隠すようにして食べてしまう→その食べている便を取り上げようとすると唸って怒る

2.排便後、飼い主が便を放置して、その後、犬が食べてしまう→食べながら、飼い主の様子を伺っている→飼い主の反応しだいで、喜びながら食べている。

その2点の確認をしていただければ、と思います。

食糞は、原因を取り除けば、必ず治るものです。
犬って、何か問題行動を起こすときは、必ず理由があるんです。
まずは、原因を取り除いて、それから再発しないように対策を練っていく。
そうすれば、きっと改善していくはず、なのです。

そして、その原因って、犬とのコミュニケーション不足が原因、なのです、たいていの場合。
その理由を紐解き、飼い主さんと犬とを繋ぐ架け橋をすることが、訓練士の仕事と思っていますから(^∇^)v
動物の仕事って、結局、人間と動物とを繋ぐ『通訳』なんじゃないかって、思うのです。
私はたまたま犬の知識を持ち合わせて、犬と飼い主とを繋ぐことに生きがいを感じて生きていますが
ご依頼主様も、きっと、ウサギさんと、そんな感じで接しているのでしょうね(^∇^)
すぐに食事の量とかに気づいてあげられるって言うのは、知識だけじゃなくって、動物のことを思ってあげないと、なかなか解かってあげられないと思います!



と、返信させて頂きました。
実は、ご依頼くださいました方も、動物関係のお仕事をなさっている方で
その関係でその御依頼主様にこのお話が来たんだそうです。
食餌の事を、やはりすぐに気が付き、このお客様にお話くださったそうで(さすが、です!!!)
でも、改善を見ないということで、私のほうにお話がまわって来ました。


<以下、御依頼主様からの返信抜粋>

> 食糞は、いつ、どんな状況下で起きますか?
>
> 1.排便後、すぐに、便を隠すようにして食べてしまう→その食べている便を取り上げようとすると唸って怒る
>
> 2.排便後、飼い主が便を放置して、その後、犬が食べてしまう→食べながら、飼い主の様子を伺っている→飼い主の反応しだいで、喜びながら食べている。

飼い主さんには後ほど確認取りますが、これは1だと思われます。
食糞してる時の犬の状態は分かりませんが、糞したらすぐに片付けてるって聞いてます。
ちなみに性格ですけどけっこう気が強いタイプっぽいです

『 動物の仕事って、結局、人間と動物とを繋ぐ『通訳』なんじゃないかって、思うのです。』
ねねこさん私も同じ事思いながら仕事してましたよ
動物とお客さんのかけ橋になるのが飼育員の仕事なんだって。
なんかこういうの嬉しいですね

用件もさることながら、やはり、動物と対峙する仕事をしている人にしかわからない、あの独特の気持ちをご理解いただけている方なんだなって
そんな、とっても嬉しいメールの返信を頂きました。

と、同時に
食糞についての、新たな情報を、また頂きました。




それでは、続いての食糞についてのお話に行きましょう。

<以下、ねねこ返信メールより>

やはりトイレのしつけって重要なもので
皆さん失敗したり、よくわからないって言う相談とか、結局犬に負けて散歩でさせているとか。。。etc
実は、何で食糞についていろいろ知っているかっていうと(普通の訓練士は、あんまり知らない人が多いですよ、たいていは獣医に相談してくださいって言ってるらしい)

うちのポメラニアン(らんらん)が、実はそうだったんですよねwww
お恥ずかしい話で。。。
たまに、14歳になった今でもしているっていう。。。www
あ、私がいるときは決してないんですけれど、私が留守するときに父に預けると(バイトに行くときは必ず預けていくのです)
どうやらたま~にしているみたいです、未だに。。。

あの子の場合は、やっぱり原因があって
うちは、もう1頭黒芝系ミックスのワンコがいるんです。
そいつと父が散歩に行っている間にウンチをしたときには、どうやらやってしまうみたいです。
要するに、寂しくて、かまってもらいたくてやるっていうパターンですね。

ご依頼のプードルのワンコさん、もしかして、毛色はレッドじゃないですか?
レッドの子は神経質な子が割りに多いので、少し気位が高かったり、自分のことを一番に考えてくれないといや!って怒り出したりとか。。。
犬の初心者には、少し難しいかもしれないかも。。。

今日のお客様も、実はレッドのプードルなのですが、咬み癖がひどくて
流れ流れて、○○市のからわざわざ通ってきてくださってます。。。
もう通い始めて3年経ちます
去年の年末くらいからようやく咬み付く事がなくなったので、私はよいのですが
やはりまだほかのトリミングルームでは、あまり状態はよくなさそうです。

要は何が言いたいかって言うと
プードルは頭のいい犬種なので、一度覚えたら、なかなかキャンセルが聞かない、って言うことと、レッドは気難しい、そして、プードルは頭の言い分、先読み行動をしてしまうって言うことです。

つまり、経験したことの応用を自分なりに解釈して行動してしまう。

あったま良すぎます!!

そして、プードルやほかの犬種もそうですが、カラーによって性格差があるということ。
一般にプードルは、ホワイトがおっとりしていて飼い主の気持ちを良く汲んで愛情深く飼い易い毛色です。
レッドは先ほどお話したとおり。
ブラックは神経の細やかな子が多いです。気が強いのではなく、気位が高い子が多いかな? そのくせやんちゃですww
シルバーは、明るい子が多いです。飼い主さんからは、うちのオバカなの?ってよく、そんな相談を受けることも多いですねwww
馬鹿なわけではなく、明るくって、それでいて、頭が良い。だから飼い主の言っていることがわかっているんだけれど、自分の利益とはかりにかけて見合っていなかったら自分から動こうとはしない。
カフェオーレもシルバーと似てますね。
シルバーより若干ホワイトに近い、かな?

プードルはなんだかんだいっても基本の犬なので(しかも最近ずっと流行の犬種だし)ちょっと知識を入れれば(私はプラス経験があるのです。この話はいずれまた。。。)
たぶんどの方(犬関係)もご存知じゃないかと思います。

それと、食糞ですが、食糞し易い犬種って言うのもいましてwww

ダックスや、コーギー(ペンブもカーディガンも)、ポメラニアン、ラブラドール

この辺の子は、おなかすかしているのと、後は、散歩(運動)が不十分だったりなどのストレスから食糞に走る子が多いですね。
これも、訓練所時代の経験です。

と、まあ、犬のことになると、本当に時間を忘れて熱く語ってしまうのですがwwww
本当に、良くない癖ですよね。すみません。。。

とりあえず、また詳しくわかったらご連絡いただければ、またお話の続きをできるのではないかと思います。
とにかく、飼育状況が見えてこないと、これ以上はわからないので、机上の空想論になっちゃいますwww

それでは、またいつでも、ケータイのほうにでも、お気軽にメールくださいませ(^∇^)
まだまだ寒い日が続きますが、お風邪などお召しにならぬよう、お気をつけくださいね(^^)
それでは~^^v

と、返信させて頂きました。

たまたま、私は、食糞の犬との出会いが、ものすごく多くって
自分の犬もやっていたし、担当の犬たちが、コーギーだったこともあって、彼らは、5頭担当していた、すべての子がやってました。。。
コーギーの子達は事情がいろいろありまして、家に帰りたくとも、帰れない状況だったので
何ヶ月も訓練所に預かりで入っていたのですが
やはり、ずっとゲージにいると、いくら運動の時間におもてに出してあげていたとしても
尋常じゃないくらいにストレスってかかってしまうのでしょうね。。。
それで、やっていたんです。
コーギー軍団は、家に帰ると(ものすごく広い豪邸のお屋敷だったので)そういう問題行動は、何一つやってはいないって、オーナー様がおっしゃってました。

つまりは、何事においても、原因って、あるのです。
その原因を、事細かに見つめ、犬の気持ちになって、考えてあげられれば

食糞だろうと、なんだろうと、時間はかかっても、問題行動って、絶対に改善するんだって
私は思います。

これを読んでいる皆さんは、自分の犬の問題行動を、犬の責任にしてはいませんか?
犬は、決して、悪くないんです。
犬も、自分があって、心があって。
気持ちがあって、動いているのです。

その犬の気持ちを、きちっと向き合って、見つめてあげてください。

そうすれば、原因は、見えてくるはずなのです、きっと。。。








と、言うことで、ねねこ流食糞講座、これにて終了です。
まだまだ書き足りないって言えば書き足りないですがwww
食糞は、近じか、まだ続きを書く予定が、一応ありますので
またそのときに、持ち越しいたしましょう。

それでは~^^





※プードルの毛色と性格についてですが、これは、私が実際に見て触って感じたことなだけであって
ほかの方は違って感じるかもしれません。
一般的見解ではないので、そのあたりは、大人な対応で、よろしくお願い致します。
ただ、ホワイトのトイプードルは、一般的に、利口で、飼いやすい、というのは、たいていのプロの皆様が言っているので、あっていると思います。私もそう思います。

食糞指導BY.ネネコヴァージョン ACT1

こんにちは、ねねこです。

更新していなかったことに加えて、訓練のお客様がめっきり減ってしまい
ワンコの為の情報発信として、あまり機能していませんでした。
やっぱり、訓練や、特別な指導があったりしたときに、こういう事例はこうだったんですよって形で
いろいろな意味も含めて、記録として残しておきたいという気持ちもあるのです。

っていうのが
私はこう指導しました。では、ほかの訓練士の方はどうでしょうか
って言う
投げかけの場でもありたいと思うのです。

そんな折に、ネットにて犬の指導方法のお悩み相談がありました。



【知人のワンコが食糞をするのですが、どうしたらよいですか?】

本当に、こんな感じでメールを頂きました。
ご自分のワンコさんではなく、お知り合いの方、しかもメールでのご依頼。。。
実際にお会いできるお客様ではないと直感で悟ったので、ネネコは物凄く困りました。
お会いできる方でこういうご依頼が来たときには、まず、お客様のお宅に伺います。
ほかの飼育・指導相談であるならばどこかのドッグカフェでも良いし、ワンコ込みで、ネネコ家にまでいらしていただいても、まったく問題ありません。
まずお会いして、お客様と面談させて頂きます。
お客様とお話させていただいている間に、ワンコとお客様との関係もだんだんわかってくるし
お客様がどんな気持ちでワンコと接しているのか、普段どんな風に過ごしているのか
そして、一番大切な情報。

ワンコさんのお名前と、年齢。
犬種は、ワンコに会えば大体わかります、よっぽどなことがない限りwww
一応、プロの端くれ、ですからwww

と、こんな感じで始まった、知人のワンコさんの食糞相談。

お客様とワンコさんにお会いできない状況で、どういうアドバイスができるのか
でも、指導できる内容が限られているとしても、基本情報を頂かないことには。。。

たかが『食糞』、されど『食糞』

どんな状況でも、今までのワンコと同じ!!!

ワンコがそういうことをするには、何かの理由が必ずある、その理由を理解して紐解いていくのが、私のすべきこと!!!


以下、ネネコの返信内容から抜粋

『こんにちは、ねねこです
 ワンコの食糞ですね
 食糞の原因はいくつかあります
 しかし、ただ食糞は…
 と、聞かれても、なかなか答えづらいです
 というのが
 そのワンコさんの情報が何もないのです
 そのワンコさんの年齢や犬種や飼育状況がわからないと
 かなり、答えが的外れになってしまいます
 もし、差し支えなければパーソナルデータを頂ければ、と思います
 欲しいデータは
 犬種、年齢、性別、普段の食餌状況(何時頃あげるか、食べっぷりはどうかetc)
 体格は(痩せている、太っている)
 飼い方は(ケージ飼い、室内飼い、外飼い、散歩回数、訓練の有無etc)  
 性格は(シャイ、明るい、優しいetc)
 お聞ききしたい事が多くてすみません…
 もし、差し支えなければ、で、けっこうですので
 ご協力をお願いいたします
 できるならばお力添えしたいと思ってます
 全てのワンコに幸せになってもらいたい…』

と、返信させて頂いた所

すぐさまご返信頂きました。

以下、ご相談主様返信内容から抜粋

『今の時点で答えられるのは、トイプードル、♀、1才、元気食欲あり、室内飼い
 食糞は今に始まった事ではなく、幼少からずっと続いてるみたいです。
 そのワンちゃんは家に向かい入れてから割とすぐに食糞行動してたみたいで
 食欲もすごくあるという事だったので
 エサ不足を真っ先に私も考えたんですが、エサ増やしても直らないみたいです』

なるほどなるほど。。。
私も真っ先に考えました。
食餌量が少ないと、食糞してしまうことは良くあります。
最近のプードルは極端に小さいか、ポンって大きい仔(犬種標準より大きい、オーバーサイズ)
が、出てしまったりと、様々なのですよね。
そうなってくると、1.9㎏のプードルと3.5㎏のプードルがいて
その両方ともが、同じ犬種標準内のプードルだとしても
それだけの体格差なら、もちろん、食餌量が同じなわけは、ないですよね?

体格が大きい子なのに、あげてる食餌が少ないのではないか?

つまり、その子の体格に問題があるのでは?

目安として、立たせてステイさせたときに、触って
肋骨がうっすら触れて、うっすらウエストがあること。
まだ幼犬と考えたら、ウエストはあってもなくてもかまわないって感じでもOKです
犬の標準体型とかで検索かければ、たぶんどこかで画像拾えるはずなので、是非そちらを参照になさってみてください。
後、食欲旺盛とのこと。
もし先ほどの感じではなくやせ方なのであれば、おなかがすいて、すきすぎて、糞を食べるということの、要因のひとつとして考えられます。
人間の感覚では、おなかがすいたら糞を食べるということはないのですが
自然界では結構普通のことみたいですね。
自分の体内に足りない栄養素を食事から獲得しようとする。
それが手近な所から入るとするならば、そこから摂取する
それが食糞の、始まりのきっかけになりうることが、あります
小さいとき(本当の幼犬の時)に

糞=おいしいもの、栄養素の取れるもの

と、学習してしまっていたら、そのまま成長してしまっていたら。。。
本人は一生懸命成長しようとして食べているパターン

そんなまさかってこれを読んでいる人は思うかもしれないのですが
犬って、学習する生物なので、それが間違っているんだよって教えてあげないと、ずっと続くことがあります。

まず、食糞の原因として一番に考えられるものは

おなかがすいて、食べちゃう

っていうことが、考えられることなのです。
ボディチェックは難しいのであれば、やはり飼い主さんに聞いてみるのが一番じゃないかと思います。
犬種別の標準体重って言うのは、本当に当てにならなくって。。。

例をあげていうなら
うちの犬の種類はポメラニアンなのですが
ポメラニアンはJKCの犬種標準体重は1.8kg~2.3kgと、なっています。
幸いうちの犬は犬種標準どおりの体格ですが
ポメラニアンって、もともとはサモエドという大型犬を品種改良して小型化した犬なんです
なので、先祖の名残があるようで
たまに先祖がえりした犬が出来上がってしまうのです。
もともとのサイズにはならなくとも(当たり前ですがww)そうあろうと遺伝子が作用してしまうのでしょうね。
なので
同じポメラニアンでも、ご近所のポメラニアンは7キロの巨大ポメ(通称、巨ポメ)
それで同じ標準体重を適応したら、きっとそのポメラニアンは餓死して死んでしまうか、がりがりにやせ細ったポメらしき生き物、に、なってしまうでしょう。。。

と、いうわけで、同じプードルでも、飼い主さん的には犬種標準内だから大丈夫っていう、間違った認識を持っておられるのであれば
餌が足りてないこと請け合い、です。

と、言う一般的な回答がひとつ。




しかし、今回は、そうではないようです。

それでは、何が要因なのでしょうか?




というところで、今回は長くかかる依頼なので
一旦、区切りまして

食糞指導、BYネネコヴァージョン

次回に引き続きます!!!
今回は間を空けないで、なるべく更新いたしますので
お暇な方は、また遊びにいらしてくださいませm(_ _)m